【スタッフブログ】紅葉求めて山の中

季節は12月に移ろい、あっという間に年の瀬が迫りつつあります。光陰矢の如し、歳を重ねるにつれて一日・一週間・一か月があっという間に感じるようになった伊勢です。寒風が吹き雪もちらつく時期となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

添乗させていただいたご旅行の内容や個人で行った旅行についての投稿が多い私ですが、たまには近場かつ日帰りで行った小旅行について書き連ねてみたいと思います。ネタ切れではありませんのでご安心ください。

 

1.秋保大滝とすだれ滝

11月初頭に行ったのが、「仙台の奥座敷」秋保にある秋保大滝です。せっかくの休み、たまにはこの時期らしいことをしてみようと紅葉を楽しみに向かいました。

道中が予想外に混んでいて若干の予定の遅れこそありましたが無事に到着。まずは大滝を見る道中にある「滝本山 西光寺 」へ。本堂内にあるお不動さんこと不動明王の像は、黄金に輝く上国内でも有数の大きさとも言われているので、一見の価値ありです。

このお寺、一見よくあるお寺なのですが、普通のお寺とは色々と異なるんです。

まず一つ目は「鳥居がある」ということ。鳥居は通常神社、つまり神道に関連するものですが、ここには仏教を信仰するお堂の前に神道を表す鳥居があるんです。さらに二つ目「参拝方法が異なる」ということ。通常お寺の参拝の場合は「鰐口」を叩いて合掌して祈る。というのが一般的ですが、ここでは「2回拍手する」という神道の参拝方法でもOKなんです。実際私もこの参拝方法を知ったときは非常に驚き、前の人がお寺なのに拍手を打っているのを見て、「参拝方法をごっちゃにして覚えているのかな」と思ってしまいました。しかしここなら神式と仏式、どちらの参拝方法でも大丈夫!そういう意味では宗教に寛容な寺院です。

余談ですが、仙台には「守り本尊」という慣習があるそうで、生まれた年の干支によって守護してくれる仏様が異なるそうです。私の場合はこちらにも祀られている「不動明王」。別に信心深いわけでもないですが、ここぞというときは商店街の中の「三瀧不動院」に出没して願掛けをしてます。

加えて、滝と不動明王というのは何かと関連が深い間柄のようで、このお寺以外にも、近くに滝のある不動院、または不動明王が祀られている滝というのが各所にあるそうです。というのも、不動明王が信仰されている密教や山伏で有名な山岳信仰では、滝に打たれながら不動明王の真言を唱えるという修行方法があるようなのですが…これ以上は専門的な話になりそうなのでこの辺で。興味を持った方は調べてみて下さい。

 

閑話休題、境内にはご神木と思しき大きな銀杏の木が植えられており、黄色く染まった葉を散らしながら、少しずつ地面に敷き詰めていました。

この銀杏の脇の道を降りていくと、お目当ての秋保大滝が目の前に見えてきます。

…お分かりいただけますでしょうか。思ったより紅葉してなかったということを。

例年この時期ともなると紅葉の色付きも盛りとなり、大滝の流れと勢いと相まって絶景を…となるのですが、今年は例年よりも紅葉が遅くなってしまい、この時期は緑色優勢の景色と相成ってしまいました。無念…

こればかりは致し方なしと、眺めるのもそこそこに隣の植物園を見学。その日は「そば祭り」なるものも行われていたようで、植物園が無料で開放されていました。時期が時期なので植物はさして茂ってはいませんでしたが、この奥にも滝があるということでリベンジです。それがこちらの「すだれ滝」

渓流の流れが一点に集められるように流れ、深い淵を作るその様はある人いわく「小さな吹割の滝」なんだそう。私は滝はあまり詳しくありませんが、きっと似ているのだと思います。

 

その後は大滝付近を後にして、秋保名物「さいちのおはぎ」を買った後に日帰り入浴をして帰るという流れで、束の間の小旅行となりました。

 

2.鳳鳴四十八滝

別の日、今度は昔からの友人と共に作並方面へ。前回より紅葉が進んだ時期だったので自然と良いものを見られるだろうという期待値も上がり、一路秋保のさらに奥、作並へ向かいます。

目的地についたらまずは腹ごしらえ、駐車場のすぐそばにあるそば屋に入って昼食です。

この蕎麦が美味かった!香り高く程よい硬さとのどごし、なくなり次第終了なのも頷ける美味しさでした。蕎麦湯の中にゆずの皮を入れて、ゆず香るそば湯でしめるというのもまた良かったです。これは良い店を知ったと、友人に感謝です。

そして今回の目的地である紅葉と滝を見に動きます。5分もしないうちに目的地へ到着です。

これが今回の目的地「鳳鳴四十八滝」です。段々に滝が連なりそれぞれが音を立てて落ちる様を、昔の人は「鳳凰の鳴き声がする」と思ってこのように名付けたんだそう。四十八というのは段の数や何かを表したものではなく、非常に多いという意味の比喩だそうで。「九十九(つくも)」と同じ感覚での使い方ですね。場合によっては「鳳鳴九十九滝」になっていたかもしれません。

今回は天気こそいまいちだったものの、お目当ての紅葉は言うことなしに色付いていて、滝の力強い流れと合わさり非常に映えていました。インスタはやってないので、ブログ映えです。

前回のリベンジを無事達成し、その後は車中で仲間内らしいバカ話をして目いっぱい笑いながら、市内へ戻って遊びました。酒も博打も入らず実に健全です。

 

以上、伊勢の紅葉リポートでした。画像の紅葉も今や全て落ち、後は枯れ枝に雪が乗るのを待つばかりとなりました。次は何を求めさまようか…ネタ作りをしておきたいと思います。

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