【スタッフブログ】自然の恵みと技術の新潟

季節はすっかり秋、周辺の木々も次々と色を付け、日の当たるところではすでに落葉も見られます。風もどんどん冷え込むばかり、皆様体調には十分にご注意ください。

 

そうした季節の移ろいの中、わたくし伊勢は10月のはじめ、お客様のご旅行にご一緒し人生で初めて新潟県へと足を運びました。

 

最初に訪れたのは「阿賀野川」。福島県と群馬県から新潟県まで流れる一級河川です。旅のはじめはこちらで川下りを行いました。

当日の天気はどうにもぐずついた空模様、雨が降ったりやんだりと落ち着きのない変わりようでした。そんな天気もいざ川下りをするときはどうにか持ちこたえ、曇天の中舟は進みました。

 

舟は屋根付きエンジン付き、古くは異国の女性旅行家が「ライン川のようだ」と称賛した川の流れに負けぬよう、力強く進みます。過去に旅人を渡した船頭さんには到底真似できない速さで川を進みますが、お客様を楽しませる話術は今も昔も変わりません。のど自慢大会に出たこともあるという船頭さんの「舟唄」を楽しみながら、阿賀野川周辺の景色を楽しみました。

 

その後阿賀野市内で昼食を食べ、次に向かったのは新潟駅。ここにはあるものが好きにはたまらない、そして外せないある施設があります。

それがこちらの「ぽんしゅ館」。ぽんしゅ、すなわち「日本酒」に特化した施設です。新潟県内様々な地域の日本酒や、酒のアテとなるおつまみが取り揃えられた、日本酒好きにはたまらない「日本酒のテーマパーク」ともいえるスポットです。そしてここに来たらぜひ訪れるべき、見るべきなのがこちらの光景。

 

ここでは、お金を払うことで試飲用のコインと交換することができ、お1人様「おちょこ5杯」まで試飲を楽しむことができます。このコインロッカーのような見た目をした機械、これ全てが試飲用のものなのです。県内の東西南北様々な地域の酒蔵自慢のお酒が一堂に会し、地域や蔵元ごとに異なる味や個性を、コインの続く限り堪能できしまうのです。私もお客様と共に試飲の輪に入り、事前のリサーチと友人からの口コミで聞いていた蔵元のお酒を楽しませていただきました。その中でも私が気に入ったのがこちら。

尾畑酒造の「真野鶴」という銘柄です。おちょこ1杯でも、一口飲むと日本酒らしい辛さに米の甘さが追ってやってきて、後味もスッキリ。元々「伯楽星」のような食中酒タイプのお酒が好みの私にはピッタリ合ったお酒でした。もちろん日本酒の好みは辛い甘い、米の風味の強い弱いなど色々ありますので、この感想もあくまで「個人の感想」です、あしからず。ちなみにぽんしゅ館には、蔵元自慢の日本酒の他にも、酒蔵で仕込んだ梅酒などもそろっており、「日本酒はちょっと…」という方でもお楽しみいただけます。

 

最後は試飲コイン3枚で交換できるきゅうりの一本漬けに味噌を付けて、アルコールを入れた体をクールダウンさせてこの日のお宿へ…。

 

 

2日目、天気は良好、前日ぽんしゅ館からお宿に向かう間に降った叩きつけるような勢いの豪雨はどこへやらといった陽気です。その日はお宿の近くにある「新潟の一の宮」の参拝からスタートしました。

「新潟の一の宮」こと彌彦神社は、なんと紀元前392年、今から約2400年ほど前までさかのぼることができるという歴史の重み感じる神社です。実は新潟県は日本の47都道府県の中で一番神社の数が多い県なのです。そんな神社県新潟のトップともいえる神社ですから、その格は言わずもがな…といったところでしょうか。そんな由緒正しい神社で参拝を済ませた後は、神社の神域とされる神聖な山、彌彦山に登りました。

 

神社のあるふもとから山頂まではロープウェイで行き来するのですが、山頂まで登りきると周辺の山々や新潟の広々とした平野、海を臨んだ遠方には佐渡島まで見ることができます。そんな新潟の自然を楽しめる絶景スポットの雰囲気を、少しでもおすそ分けできればと思い撮ってはみたものの…

山の景色は立ちこめてきた雲に邪魔され

海の向こうの佐渡島は霞がかかっているかのようにぼやけてハッキリしませんでした。これは単純に運が悪いのか、それとも日頃の行いなのか…この景色は直接(天気の良い日に)行って見てみないと分からないかもしれません。これを機に新潟旅行へレッツラゴーです。

 

山を見たら海へ行こう。ということで次の目的地は寺泊町の市場通り。正面に日本海が見える港町で、海産物や地元の料理を売るお店が軒を連ねます。

これだけズラリと並んだお店の数々、じっくり吟味しながら買い物タイムです。私もお客様と共にお土産タイムです。やはり港町ということで、新鮮な海産物がそこかしこに並べられ、その新鮮さを余すことなく生かした料理を出す店も人だかりを成していました。地元名産の「紅ズワイガニ」も

お腹を見せてこんなに横たわっています。足も欠けていません。大きさにもよりますが、これが1杯500円で買えるんですから港町ってすごいです。地場産品は強し、カニ好きには垂涎ものの光景ですね。

カニこそ買えませんでしたが、私も家に持って帰るお土産を買って次の目的地へ。ちなみに私は郷土料理の「鮭の焼き漬け」なるものを買ったのですが、脂が乗って柔らかく、味も染みていて美味しかったと上々の評判でした。もし今後お立ち寄りの際は是非とも…露骨なダイレクトマーケティングです。

 

その後は近くのお店でカニを堪能し、産業の町 燕三条で金属加工の技術と歴史を見たり、金物類のアウトレットセンターで家族用に包丁を、自分用にタンブラーを買ったりと、お客様と一緒に新潟を楽しみ帰路へつきました。仕事で来ている身とはいえ、やはりお客様と一緒に旅行を楽しむ時間や余裕というのも大事なんだなと、痛感する2日間でした。

 

季節は空きの盛りを過ぎて冬へ、しかし旅行できない季節は実質ありません。冬になれば雪景色を楽しみに行くこともできますし、避暑ならぬ避寒を求め南の地へ行くこともできます。地域ごとに異なる季節の風物や酒食を求めて旅に行けば、まだ見ぬ新たな何かに出会えるかもしれません。それを楽しむのもまた、旅の醍醐味ですね。

 

おまけ:燕市の洗練された金属加工で作られたたくさんの「金属の落ち葉」。その中には本物も混ざっているそうですが…さてどれでしょうか。

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